『第64回東北高等学校柔道大会 』② / 福島市国体記念体育館

当館の先輩、犬飼瑞稀選手(東北高校3年:女子-52kg級)が、東北大会の個人戦に出場しました!

(『平成26年度 第64回 東北高等学校柔道大会』大会結果リンク:山形県柔道連盟

 

個人戦は1回戦で惜敗しましたが、東北大会までよく進出してくれました。

また、高校で最後の公式戦となる国体の宮城県予選会では、第3位に入賞する健闘を見せました。

(『第69回 国民体育大会少年柔道競技 第2次選考会』大会結果リンク:宮城県高体連柔道専門部

 

なお、母校の東北高校・女子柔道部は、団体戦で東北大会4連覇の偉業を達成しました。

金鷲旗(7/21:福岡市博多)にも参戦し、予選A組の3回戦まで進出しました(東京都の淑徳高に惜敗)。

成田インターハイ(8/4)では2回戦からの参戦です(長崎vs長野の勝者との対戦)。健闘を祈ります!

 

犬飼瑞稀先輩について、少し回想してみます。

中学生時代、当館の稽古では全中を目指し、自主的・積極的に、練習によく励む生徒でした。

 

長町中学校の部活動でも、熱心に練習に取り組み、振り返ると、長町中の全盛期を築いたと思います。

なお、1つ下の後輩には、妹の志織・称江選手、浅野選手らが県大会で活躍し、長町中を盛り上げました。

 

長町中の柔道場には、瑞稀先輩の当時の練習風景が、今も写真で飾られています。

今の長町中の戦績は下火になりましたが、選手には、瑞稀先輩の稽古に対する熱意を伝えています。

 

瑞稀先輩で一番印象的だったのは、中2のマルちゃん杯で、負けて悔し涙を流している場面でした。

女の子ですが、負けて悔し涙を流すくらい本気で柔道が好きなんだなと、初めて認識させられました。

 

中3の県大会では惜敗しましたが、東北高校の女子柔道部へ進学すると、頭角を現しました。

気付けば高校の主将になっており、早いもので、高3の公式戦も全て終えてしまいました。

虎の穴の様な厳しい特訓の毎日を、主将として引っ張ってきたのかと思うと、ジーンとしてしまいます。

 

今後の進路は分かりませんが、柔道を続けるのであれば、体得すべき格闘技の技術がまだ多くあるため、

より実戦的な投げ技・固め技を駆使して、全国大会のステージで活躍して欲しいです。(ブログ:田村)

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